しごと日記
古紙回収の話 [1] (2010年10月号掲載)
今回は、古紙(古新聞)の回収についてのお話です。
現在、当ASAでは、月1回(中旬〜下旬)のペースで古紙回収を行っています。
古紙を定期的に回収・処理している団体は、当ASA以外にも自治体(区)や自治会、子ども会などいくつかありますが、
多くの方にとって「新聞屋さんの古紙回収」は最も便利な方法で、当ASAで新聞をご購読頂いている、ほとんどのお客様にこのサービスをご利用いただいています。
とはいえ、すべての新聞販売店が同じやり方で行っているわけではなく、回収を行っていない販売店もあります。
基本的には、読者の皆様がご自分で玄関先まで出していただくという「読者参加型」の作業になります。
そのため、販売店への問い合わせで多いのが、この「古紙回収」についてです。
当ASAでは、専門の業者に委託して、配達エリアごとに回収日を設定しています。
まず、「ASAだより」で当月の予定をお知らせし、実施前日(休刊日をはさむ場合は前々日)の朝刊に
「古紙回収を行います」という<お知らせチラシ>を折り込みしています。
毎月下旬に配布する古紙回収袋に、古紙を整理して入れて、回収日の朝、読者の皆様に出していただきます。
トラックでの回収なので、通りから見えやすいように、マンションや集合住宅にお住まいの方には、
お手数ですが1階入口に出していただくよう、お願いしています。
回収は、各エリアをトラックで朝の9時から回ります。
ひとつのエリア1回の回収で集まる量は約5トン、1軒当たりおよそ10キロの古紙が出ている計算になります。
細い路地が多いため、「トラックを離れた場所に止めて、徒歩で集めてトラックまで運ぶ」という繰り返し作業になります。
また、回収のトラックが通り過ぎる音を聞いて、「慌てて出したけど間に合わなかった……」というお客様もいらっしゃるので、
ひと通り回収が終わったら、もう一度エリアを一周して、回収漏れがないかを確認するので、回収は午後3時すぎまでかかります。
古紙回収の話 [2] (2010年11月号掲載)
前号に引き続き、古紙回収の話です。
前回は回収作業のおおまかな流れを紹介しましたが、今回はちょっと趣向を変えて古紙回収時によく寄せられる質問にお答えしたいと思います。
「朝から古紙を出しているのにまだ回収に来ないんだけど……」
お昼を過ぎる頃、このようなお電話をよくいただきます。
「気付かずに通り過ぎていったんじゃないかしら……」と心配される方もいらっしゃると思いますが、実際にはまだ回収に伺っていない場合が多いようです。
毎月同じ要領で行っている回収作業ですが、各家庭から出る古紙の量は月によって大分差があります。
回収の終了が午後3時をすぎてしまうこともあります。目安としては、午後2時頃まで待ってみてください。
その頃には作業が遅れている場合でもメドが立ちますし、実際、皆様からいただくこの種のお電話のほとんどは、
午後2時頃まで待っていただければ、ご了解いただけるものなのです。
次にご紹介しておきたいのが次のようなお問い合わせです。
「向かいのお宅は古紙を出しているのに、自分の家にはお知らせが入っていなかった」
皆様ご存知のとおり、回収のお知らせは朝刊の折り込みチラシの一番上の目立つところに折り込んであります。
この場合、次のような事が考えられます。
一つ目は、ASAではなく自治体、自治会などの回収が行われている場合です。
この場合はゴミの回収カレンダーや自治会のお知らせをご覧下さい。
もう一つは、配達エリアの境界近くにお住まいの方の場合です。古紙回収は配達エリアごとに行っています。
向かいのお宅との間の道路がエリアの境界線となっている場合もありますので、お向かいのお宅の古紙を見て、慌てて出しても回収されないこともあります。
もし、お住まいのエリアの回収日かどうか分からない場合は、当ASAまでお問い合わせ下さい。
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