小さな散歩道

クリクラ町田工場&中央研究所 見学


クリクラのウォーターサーバー

世界の水ギャラリー

スワロフスキークリスタルを使った
1本1万円のボトルウォーター


クリクラ中央研究所

 近年、大人にも人気の工場見学が町田市内でもできるところがあると知り、宅配水(ウォーターサーバー)大手のクリクラの町田工場を見学した。

 つくし野から約10km、小野路の交差点のところにあるクリクラ中央研究所は、半円形の窓ガラスが印象的な、きれいな5階建てのビル。見学の受付は、ここの2階だ。案内板に従いエレベーターで2階に上がると、入口で見学案内をしてくれるコンシェルジュの2人の女性が、にこやかな笑顔で迎えてくれた。


工場見学の案内担当のコンシェルジュの楠さんと加藤さん

 時間になり見学がスタート。
 最初は3階の「世界の水ギャラリー」へ。世界の様々な国のボトルに入った水が1300本以上も展示されていて、その華やかさ、きれいさに驚く。ボトルの形だけでなく、同じ水でも、硬度や酸素の含有量、取水地の違い等で、味もずいぶん異なるとのこと。
  2016年の伊勢志摩サミットで各国首脳に出された奥会津の天然炭酸水や、王侯貴族やセレブ御用達の水も展示されている。初めて見るボトルばかりで、機会があればぜひ飲んでみたいと思った。
  ウォーターサーバーも、世界には色々な形の物があり、韓国ではお嫁入り道具の一つとして持っていく人も増えているとのことだ。水の歴史では、日本の水道は江戸時代に始まったこと、宅配水は約100年前に飲み水不足に悩んでいたアメリカ南西部で始まったこと、また世界で水道水を飲める国は15カ国しかないことにも驚いた。

 次に、4階で水や工場についてのDVDを観て、階の研究室で実際の検査を見学。その後、工場へ移動し、ボトルウォーターが生産されているところを見学した。この他にも、水の飲み比べや、残留塩素を測定する試薬を使った実験なども行ったが、コンシェルジュの2人の説明がわかりやすく丁寧で、思わず素直に頷いたり歓声をあげたり、とても面白かった。

 最後には非売品のおみやげもいただき、水について改めて考える、気軽に楽しい約1時間の工場見学。「夏休み期間は新しい企画も用意し、夏休みの自由研究にもおすすめです。見学の日時も大幅に増えますので、ぜひご家族みなさまでお越しください」とのことだ。

■クリクラ町田工場&中央研究所 見学   ウェブサイト https://www.crecla.jp/factory/machida/

所在地/町田市小野路町1716
アクセス/町田駅から神奈川中央交通バス「袋橋」バス停下車徒歩約15分
駐車場/あり(無料)
開催日時/水曜14:00〜、土曜・祝日11:00〜/14:00〜
  ※7/24〜8/31(お盆期間は除く) 水曜、木曜、土曜と祝日11:00〜/14:00〜
見学料/無料
見学申込み(予約制)/0120-867-867(月曜〜土曜9時〜16時半)

(2019年7月掲載)  地図


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