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118品種26,000株のハナショウブを見ることができるという公園を訪れた。
早速菖蒲田(しょうぶた)のある水無月園(みなづきえん)に向かってみると、この日のハナショウブの開花状況は一割程度。満開の菖蒲田の風景を観賞することはできなかったが、一輪一輪の美しいハナショウブをゆっくりと楽しむことができた。見ごろは6月上旬〜下旬だというので、この時期出かけてみてはいかがだろう。6月16日(日)には同園で「しょうぶまつり」も行われるという。
次に芝生広場へと向かう。たくさんの人々がお弁当を食べたり、走り回ったり、ボール遊びをしたり、と思い思いに過ごしているが、他人があまり気にならないほど広々としている。広場の周りには「大きな木の形をした森の木展望台」や「水遊びができるきらめきの流れ」など、子どもの好きそうな場所がたくさんあり、子どもたちでにぎわっていた。
この先には噴水広場があり、奥行きのある細長い空間に噴水が配置されている。その周りにはメタセコイアという大きな針葉樹が並んでおり、壮大な風景。こちらではベンチに座って噴水の水の音や広場全体の風景を楽しんでいる人の姿が多く、大人の癒やしの空間といった感じ。同広場横には「サカタのタネグリーンハウス」という600種以上の植物が育つ大温室もある(9時30分〜16時30分/月曜日休館/入館料大人200円)。
■相模原公園
所在地/神奈川県相模原市南区下溝3277
アクセス/小田急線相模大野駅北口より
原当麻駅・古山経由上溝行バスで約20分「相模原公園前」下車
駐車場/290台(7時〜19時、土日祝日300円・平日無料)
(2013年6月掲載) 地図
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