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エビネの開花状況に合わせ、4月下旬から5月上旬に開園する「町田えびね苑」を訪れた。 薬師池公園から、鎌倉街道沿いを町田リス園の方へ10分程歩くと同苑北入口に着く。 同入口からチケット売場まで数分、長い上りの階段があるので、自信のない方は南入口からがお薦め。 南入口は、バス亭「藤の台団地」を利用すると便利だ。
「多くの方々にエビネ等の野草を観賞していただくために」平成元年4月に開園したという同苑、 あちらこちらにあまり見たことのない野草を観賞することができる。 例えば、町田で自生しているというジエビネ、鮮やかな黄色が美しいキエビネなどのエビネはもちろん、 「筒の中が雪のように白く、やわらかいお餅のような姿からついた名前」のユキモチソウ、 「葉の上に花がついた様子を筏(いかだ)に見立てたところからついた名前」のハナイカダ、 「長く伸びたひも状のものを浦島太郎の釣竿に見立てたところからついた名前」のウラシマソウなどがある。 一つ一つの野草に、名前や特徴・名前の由来などの説明書きがあるのも、うれしい。 最後、ツツジの花に囲まれた芝生広場での一休み、癒やしの時間を過ごすことができた。
エビネの見ごろはゴールデンウィークあたり、この時期ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。同苑は今年5月12日までの開園となっているが、6月に咲くアジサイの季節にも開園するというので、こちらも一度訪れてみたいと思う。
町田えびね苑 ウェブサイト
所在地/町田市本町田3129-5
開園期間/2013年4月19日〜5月12日
開園時間/8時30分〜16時(入園15時30分まで)
入園料/大人300円・小中高生100円
アクセス/
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町田バスセンター 藤の台団地行きバス「藤の台団地」下車徒歩5分
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小田急町田駅
本町田経由野津田車庫行き又は鶴川駅行きバス「薬師池」下車徒歩5分
(2013年5月掲載) 地図
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