小さな散歩道

北川原公園(日野市万願寺2丁目)


災害用井戸水

災害用のマンホール

カラフルな複合遊具

2人で楽しめる健康器具ぶらぶらストレッチ

  多摩モノレール万願寺駅下車。モノレールの軌道下を多摩センター方面に徒歩4分という近さ。スーパー「いなげや」日野万願寺駅前店を通り過ぎたところの交差点を左。日野バイパスに沿って長四角の公園が北川原公園だ。


多目的広場にある大きなドーム

 入口にあるエントランス広場はきれいに整えられ、ベンチや水道もある。少し行くとネットを張ったスポーツ広場。中はバスケットゴールが2つ、テニス用の壁打ちも。ネットが高く張られているので、思いっきりバスケットボールやサッカーなどのボール遊びができそう。ここは利用時間が8時から20時と制限されているので注意。

 その隣は広い気持ちのいい芝生広場。赤ちゃんがお母さんに付き添われて「よちよち歩き」の練習したり、レジャーシートを敷いて休んでいる家族もいて、のんびり空間だ。


災害用マンホールトイレの表示

 その隣の多目的広場には白い屋根付きの大きなドームがあり、イベントなどに使われるようだ。雨が降った時の雨宿りにもなる。
  「この公園は災害時の避難場所に指定されているから、このドームは災害時にはキーステーションになったり、食料置き場になったりするようですよ」と公園に散歩に来た近所のお年寄りが教えてくれた。よく見ると、同公園には災害時に活躍する「かまどベンチ」、防災用の井戸(飲めない)、災害用マンホールトイレも設置してあった。

 多目的広場の隣は遊具広場だ。6歳から12歳までを対象にして作られているクライミング遊具は、表面がでこぼこして穴が開き、いろんな遊びができそう。パンダと車の乗りものもある。カラフルな複合遊具、ブランコ、うんてい、鉄棒も。大人用の健康遊具はエアロビクスサイクリング、ぶらぶらストレッチ、背伸ばしベンチ、腹筋ベンチなど5種類。

 テーブル付の休憩スペースもトイレ(男性・女性・バリアフリーの3種類)があり、広い空の下でゆっくりした時間を過ごせそうだ。

(2025年10月掲載)  地図


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