![]() |
小さな散歩道 目次へ |
ブランコ
日野駅の改札を出たら左の線路下トンネルをくぐり、北口に出る。右手の甲州街道をそのまま北に進み、すぐのところにある日野駅北の信号を右に行き、次の大きな交差点を左に進む。3つ目の交差点を過ぎて次の角を右に2ブロック行ったところの角に姫森(ひめもり)公園がある。駅から6〜7分と近い。住宅街の中にある公園という感じだ。
「昔はこの辺は緑が多かったけど、今は家がいっぱい建っちゃってね」とワンちゃん連れの女性が教えてくれた。
約580平方メートルほどのコンパクトなスペースの中に滑り台、ブランコ、鉄棒、太鼓橋、砂場、水飲み場まである。訪問した日は、もう10月の下旬というのにまだ気温は高く、ケヤキ、プラタナスといった高木がつくる木陰が涼しく感じられた。奥のイチョウの根元には銀杏がいっぱい落ちていた。その近くに小さな祠(ほこら)があった。
日野市の説明板によると、この祠は姫宮権現社と言われ、かつては社もあったそうだ。新編武蔵風土記によると、江戸時代の後期にすでに塚しかなく由来も不明らしい。
地域では、この祠のある森をずっと「姫森」と言い伝えてきたそうだ。近くにある日野宮の祭神が、武蔵七党の西党の雄、日奉宗頼(ひまつり・むねより)と言われているので、姫森公園の祠はその妻を祀ったものではないかとも伝えられている。
帰りは、ここから約400メートル北にある日野宮神社(日野市栄町2‐27‐19)を参拝してからバスで日野駅に向かった。
(2024年11月掲載) 地図
小さな散歩道 目次へ | 前へ | 次へ |