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(左) テラス (右) 正面の噴水
多摩都市モノレールの立飛駅を降りると、目の前に巨大なショッピングモールが現れる。この大型モール「ららぽーと立川立飛」は、2015年の12月にオープンした。 3階建てのモールの中には200以上の多様な店舗が入っており、連日多くの人たちで賑わっている。
立飛駅と「ららぽーと」はペデストリアンデッキで直結しており、アクセスは抜群だ。1階に下りると芝生の広場があり、ドーム状の子ども向け遊具も設置されていた。親御さんたちが見守る中、子どもたちはドームによじ登ってはコロコロと楽しそうに滑り降りていた。
2階にはイベント広場があり、小さなステージも設けられている。また、入口上部にある大きな赤いバケツのような看板オブジェも印象的だ。ここには床の光に合わせて水が霧状に噴出する「ポップジェット」という面白い仕掛けがあり、子どもたちは不思議そうに噴出口をまじまじと眺めていた。
なお、「ららぽーと」はモール内にも子ども向けの商品を取り扱った店舗や、子ども用スペースを備えた店舗などが多くあり、「ファミリー層に優しいモール」といった印象だ。この日も多くの親子連れがショッピングを楽しんでいた。
最上部の3階には半円形の屋外テラスがあり、ウッドデッキや雰囲気あるテーブルとベンチのあるスペースも備えられている。テラスからは晴れた日の夕暮れ時には南西方向に富士山の向こうに沈む夕日を眺めることができる。また、その手前を光が交差するように走るモノレールの姿も印象的だ。テラスにはカメラを持った人たちの姿もあり、近隣の人たちの間では早くも「夜景スポット」として知られているようだ。
陽が落ちると、「ららぽーと」内の木々などもライトアップされてきて、一帯は幻想的な雰囲気に包まれる。1階の正面入口前には高く立ち昇る噴水がライトアップにより青や緑、赤へと色を変え、辺りを鮮やかに彩っていた。
(2017年1月掲載) 地図
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