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立日橋をモノレールが走る 日野橋から。2014年1月8日(日野市提供)
日野橋近くの多摩川の中洲にはサギの群れが
多摩川の河川を利用した立川公園運動場
根川緑道
江戸の昔から、日野から見える富士山の姿は秀景とよばれている。大室山が手前にあるために、裾野まではっきり見えないが、 多摩川と浅川の河原から続く台地からは視界が開けて、日野には富士ヴューポイントがたくさんある。 モノレール柴崎体育館駅で降り、新奥多摩街道を渡り、多摩川の左岸(川下に向かって左)に出る。この日野橋から立日橋への堤防上(サイクリングロード)もその一つ。
富士山頂から太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間に、まるでダイヤモンドが輝くように見られる現象をダイヤモンド富士と呼ぶ。だが富士山が見える地域なら、どこからでも見られるというわけではない。
富士山が東か西の方向に見える場所と限定される。気象条件がよければ、年に2回、 ダイヤモンド富士を見ることが出来るというわけだ。日野橋付近からは1月8日〜10日頃の16時半前後に見られるようだ。
なお、日野橋からは対岸の高層マンションが視界に入り、付近の堤防上も現在工事中だ。視界を遮る金網が途切れた日野橋と立日橋の中間辺りがビューポイントとなる。
この日は快晴であり、日中は陽の光で富士の姿がくっきりとは望めなかったが、夕刻になると富士に沈む太陽を拝むことができた。 富士の手前をのんびりと横切るモノレールの姿も、いかにも「多摩の風景」といった感じだ。多摩川の中洲に目をやると、寒風吹き荒れる中、多くのサギが羽根を休めていた。
柴崎体育館駅からは東西に流れる、根川緑道に出ることができる。小川、公園、遊歩道の要素を一つに集約した美しい水辺の散策路だ。 少し時間的に余裕を持って多摩モノレール「柴崎体育館」駅で降り、根川緑道を楽しみ日野橋のかかる多摩川の堤防に。サイクリングうロードを立日橋方向に進めば頂上に沈む姿を見ることができそうだ。
(2015年1月掲載) 地図
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