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立川駅南口徒歩17分、西国立駅から徒歩7分。旧立川市役所跡地を活用した立川市子ども未来センターの2階部分が、立川まんがぱーくだ。
立川まんがぱーくは、漫画を軸にした立川駅南口周辺の活性化を目指した施設で、今年3月にオープンした。
低料金で3万冊の漫画を自由に読むことができると評判だ。館内には靴を脱いで入場するため、靴をしまうロッカーの使用料が入館料代わりだ。
また、入口には「カフェ・マンガ」が併設されていて、飲食しながら漫画を楽しむコーナーもできている。
安いながらも味は好評で、中でもラーメンが人気とのことだ。
館内は昭和の民家をイメージした造りとなっていて、畳の上にはちゃぶ台風のテーブルが置かれていたりする。
中でも押入れ風の個室は人気で、一番先にうまってしまうほど。どのスペースも一心に漫画を読む人たちで溢れていた。
本棚は「歴史・文化・音楽」「生活・育児・健康」など8つに分類されており、
「ワンピース」などの人気作品のほか「のらくろ」や手塚作品など、幅広い年齢層の人が楽しめる漫画が揃っている。
また漫画を通じた交流を図るユニット「マンガナイト」の推薦棚などもあり、ここにはこだわりの作品群がズラリと並んでいる。
他にも絵本コーナーや授乳室などがあり、子連れのお母さんにも配慮がなされている。
同館は特に学習に役立つ漫画の選定に力を入れており、様々な分野の学びに役立つ本が多数置かれている。
「今は何でも漫画で学べてしまうんだなぁ」と驚いてしまうほどの充実ぶりだ。
また、近隣の書店を圧迫しないため、漫画の最新刊は入れないという方針をとっているそうだ。
テラスはオープンカフェになっており、正面の芝生広場を眺めながらゆったりと作品を堪能することもできる。
漫画好きなら一日中過ごせてしまえそうなスポットだ。
★7月7日、21日・9時〜15時
同所立川市子ども未来センター芝生広場で古まんが販売や、地元産野菜の即売、フリーマッケット。雨の場合はテラスや屋内で実施。
■立川」まんがパーク (立川市錦町3-2-26)
開館時間/平日10時〜19時、土・日・祝日20時まで
休館日/年末、年始
入館料/大人400円、小・中学生200円、
未就学児無料(ただし大人同伴)
問合せ/TEL 042-529-8682
(2013年7月掲載)
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