しごと日記 Q&A編

 夏の高校野球の季節ですね。 球場の近くで朝日新聞の社旗を見ますが、なぜですか?
(2007年7月号掲載)

 第89回全国高等学校野球選手権大会の都道府県大会が各地で始まり、 夏の空に球音が響き始めています。今年も高校球児たちの夏がやってきます。
 皆様がお住まいの多摩地区は西東京大会。先月16日には、組み合わせ抽選会が行われ、 今月13日に神宮球場で開会式、翌14日から試合開始となります。
 なぜASAがそんなことを……と思われる方もいるかと思います。
 ご存知の方も多いでしょうが、「夏の甲子園」は、朝日新聞社と日本高等学校野球連盟の主催なのです(春の選抜大会は毎日新聞社の主催)。 1915年8月、第1回全国中等学校優勝野球大会が、大阪朝日新聞(現:朝日新聞)の主催で開始されてから、 すべての試合を一回戦から詳しくお伝えしています。

 ご存知のとおり、西東京大会では昨年、今話題のハンカチ王子こと斉藤祐樹投手の早稲田実業高校が優勝しています。 有力校がひしめき、全国的に見てもレベルの高い地区です。
 準々決勝以降は、神宮球場(九州出身の私には分かりませんが、ここも東京の高校球児たちにとっては、『聖地』なのでしょう) でおこなわれますが、4回戦までは、市営立川球場や八王子市民球場、上柚木公園など多摩地区の6つの会場で行われます。
  大人になって入る球場の雰囲気は、子供のころに感じたものとは一味違って、なかなかのものです。 お散歩がてら、朝日新聞片手に、お子さんやお孫さん、近所のお兄ちゃんたちが通う高校の応援に出かけてみてはいかがでしょう。 ひょっとしたら、あなただけの「○○王子」が見つかるかもしれません。

 ASAでは、近隣の野球場(市営立川球場など)が会場となる場合、 球場に朝日新聞社旗や横断幕を掲揚しに行ったり、試合後の球場の片付けを行なったりしています。 優勝校が決まれば、最寄りの駅などで号外を配布したりします。また、高校野球のグッズ(非売品)を頒布したり、 関連出版物も取り扱っています。興味のある方は、販売店までお問い合わせください。

 雨天変更がなければ7月30日に神宮球場での決勝戦、8月8日には、「夏の甲子園」が幕を開けます。


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