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地下鉄浅草線西馬込駅東口の地上に出て、目の前を走る第二京浜を渡る。左に進み、大田区の施設・ライフコミュニティ西馬込前の角の植え込みに「馬込半白節成胡瓜 馬込大太三寸人参 発祥之地」という碑があった。
そうだ、江戸時代に都市の人々のビタミン不足をこれらの野菜が救ったという話を思いだした。
さらに進み、ガソリンスタンドの先を右に入る。看板によると、この道は桜のプロムナード「ねがた桜みち」という名前がついていた。よく見ると道の両側の街路樹が桜だった。開花期にはさぞきれいだろうと思いをはせる。
大森十中の前を通り過ぎ、右の「六郎坂」(看板あり)を上る。説明文によると、江戸後期に、この村のために尽くした海老沢六郎左衛門の屋敷がこの坂に沿ってあったことに由来するそうだ。坂下の水路にかかる橋を六郎橋というと書かれてあった。
(右)「六郎坂」の道しるべ
六郎坂を上り切ったら、すぐ神社へ向かわずに、坂上の道を南東方向へ進む。神社の高台を回り込むように進むと、神社の崖下側へ下る道がある。そこから神社の石段下にある第一鳥居(表参道の鳥居)に。長い石段を上ると第二鳥居があり、その先に拝殿があった。

拝殿
拝殿、神楽殿、手水舎とめぐる。どれも真新しい建物に変わっていた。だが、狛犬だけは風格があり歴史を感じさせた。よく見ると享保10年(1725)奉納とあった。子安八幡神社の創建は康元元(1256)年、武将・池上宗仲が「鶴岡八幡宮」の御分霊を勧請して創建したという。

左右の狛犬がともに子どもを抱えている姿は非常に珍しいが、安産や子育ての神社らしい。
子安八幡神社は高台にあって幾種類もの高木が茂っているので、汗ばむ初夏の熱い日でも風が通って涼しい。例大祭は9月、曳き太鼓、神輿の渡御(とぎょ)、奉納すもう大会(仲池上二丁目第二児童公園)などが行われ、例年盛んだ。
(2026年6月掲載) 地図
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