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(左)住宅街の中の児童公園 (右)公園内には樹高の高い木が多い
東急多摩川線「鵜の木」から徒歩4分。マンションが並ぶ住宅街の中にある児童公園だ。公衆電話ボックス、水飲み場、トイレが揃っている。公園の真ん中が広く、周辺に植えられたサクラやケヤキの根本にはベンチが置かれ、大きく伸ばした枝が日よけになって涼しい。藤棚の下にお砂場もある。
日曜日の午後に訪問。小さな子どもは大人に見守られながらブランコやすべり台で遊んでいる。小学校中学年くらいのお兄ちゃんは、サッカーボールを追いかけていた。
「マリ遊びはいいんです。チームでサッカーや野球をするのは禁止なんです」と教えてくれた。
「そうだよね。児童公園は小さな子が遊ぶから危ないもんね」と言うとにっこり笑顔を返してくれた。この公園はある程度の広さがあるから球技をしたくなるのは分かるが、子どもはちゃんとわきまえていた。
木陰のない所には日よけが
夕方になり、近くんの商店街でお買い物を終えたお母さんたちが子どもを迎えに来たが、子どもは「もう少し」と言ってブランコをこいだり、すべり台に登ったり、なかなか家路につこうとはしない。公園の入口ではお母さんたちが輪になって話に花を咲かせていた。
帰り際に「蚊に刺されないように気をつけましょう」という大田区からの張り紙が目についた。できるだけ長そで、長ズボンを着用するなど、肌の露出を避けましょう。必用に応じて虫よけスプレーなどを使いましょうと言うものだった。夏に向かって気を付けたい。
(2020年7月掲載) 地図
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