小さな散歩道

目黒緑道 (世田谷区池尻3〜4丁目)

ビル街にせせらぎと緑のオアシス 途中にあるあずま屋

水性植物も栽培 田園都市線池尻大橋駅下車徒歩10分。国道246の池尻大橋のところから全長約506メートルの目黒川緑道がスタートする。
  秋晴れの青空に高層ビルが立ち並ぶ中、遊歩道に並んでせせらぎが流れている。ベビーカーを押す若いカップル、ジョキングの汗を流すお父さんたち。

ジョギングを楽しむ人も

ザリガニや魚も  せせらぎの両脇にはピンク、イエロー、パープルと色とりどりの秋の花が途切れることなく続く 。途中に一休みできるベンチやあずま屋があり、小さな子ども連れや高齢者の散歩には最適なコースだ。
  せせらぎには体長50センチ以上もする鯉が泳いでいたり、水生植物が育てられ、ここが川だったことを思い出させる水辺の環境が残されている。緑道はよく手入れが行き届き、地域のボランティアさんの環境を愛する気持ちが伝わってくる。

 
(左) 目黒川緑道はここで北沢川緑道と烏山川緑道に分かれる    (右) 住宅地を流れる北沢川緑道      

  時々緑道の下から水が落ちる音が聞こえるが、ここが暗渠の上に作られた道とは思えない。後で分かったことだが、せせらぎの水は都水道局落合水再生センターからの下水を高度処理したものだと言う。

  やがて緑道は北沢川緑道と烏山川緑道に分かれる分岐点で終わる。

(2014年10月掲載)


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