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東急田園都市線用賀駅からバス、農大前下車3分。バスを降りてケヤキ並木の美しい「けやき広場」を抜けると目の前が馬事公苑だ。日本中央競馬会 (JRA) が運営する馬事普及の拠点で、開設は昭和15年。 18ヘクタール(東京ドーム約4個分)を超える緑の敷地に、数々の馬関連の施設が整っている。
週末の馬術競技会で賑わうメインアリーナ、昭和39年東京オリンピックの会場にもなったグラスアリーナ、雨天時でも競技や乗馬訓練ができるインドアアリーナ、150頭の馬が生活できる厩舎や、馬の診療所、馬の脚元をケアする装蹄の施設も整っていて、公苑全体が「馬の町」といったところだ。ほぼ毎週末、馬術競技会が開催されているので見学もできる。苑内には馬とふれあえる広場、花畑、武蔵野自然林、日本庭園、菖蒲園に加えてすべり台などの遊具で遊ぶ広場もある。さらに売店もあるので一日ゆっくり馬を眺めながら楽しめる。
帰りは農大と馬事公苑の間にある「けやき広場」で一休み。緑のトンネルにつつまれて気持ちがいい。同広場は「手づくり郷土賞」を受賞している。
■馬事公苑 ホームページ
開苑時間/9:00〜17:00 (11月〜2月は9:00〜16:00)
入苑無料、ペット不可、駐車場なし。
TEL/03-3429-5101
馬事公苑では馬と親しむイベント、セミナーなどを主催しているのでホームページで確認を。
(2013年10月掲載) 地図
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