小さな散歩道

第六天神社(立川市錦町5-9-21)


錦公園の奥に鎮座する第六天神社

第六天神社の鳥居

 多摩都市モノレールの柴崎体育館駅から立川公園・ガニガラ広場の脇を抜け、旧甲州街道の坂道を上る。突き当たる奥多摩街道を渡ると、住宅地の中にある錦公園に着いた。

 園内中央は結構広い運動広場になっていて、その両脇には多くの遊具が並んでいる。左側には4人が楽しめる大型のブランコや鉄棒、藤棚と砂場があり、右側には滑り台や複雑な形をしたジャングルジム、カラフルな太鼓橋とコアラとパンダが向き合うシーソーがあった。
 園内にはケヤキやイチョウ、サクラなどの緑が多く伸びている。木陰で子どもたちを見守りながら、所々に設置されたベンチで一休みするのもいいだろう。

 

 

 

 

 

(左)社殿

 第六天神社は公園の奥にあった。
 文禄2(1593)年の創建と伝えられている。境内は手狭なスペースにつくられているが、かなり歴史のある神社のようだ。石造りの鳥居をくぐると右手には立派な神輿倉庫があり、その手前には瓦屋根のユニークな造形をしたトイレがあった。灯篭の先に鎮座する古めかしい社殿は、昭和10(1935)年に建てられたものだという。

 社殿の右手には太鼓倉庫があり、その傍らには境内社が並んでいる。稲荷神社の祠には可愛らしいキツネの置物が置かれていた。
 園内に占める境内のスペースはかなり小さいのだが、公園奥の一角にたたずむ小さな神社は、園内の子どもたちを静かに見守っているようにも感じられた。

 帰り際、入口近くの柵に鮮やかなパンジーの鉢植えが掛けられているのを見つけた。鉢植えには近隣の小学生からの「花をずっときれいにするため、お水やりおねがいします」とのメッセージが掲げられていた。

(2026年6月掲載)  地図


小さな散歩道 目次へ 前へ  次へ