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昭島駅南口から昭島市のコミュニティバス・Aバスの「中央ルート(松原高齢者センター方面行き)」に乗って、「エコ・パーク」で下車。
エコ・パークは、周辺の生態系や環境に配慮した「武蔵野の自然環境再生のシンボル拠点」として整備された公園だ。広い園内には「スポーツゾーン」、「原っぱゾーン」、「緑を育むゾーン」の3つのゾーンがあり、幅広い年代の人たちが楽しめる造りになっている。
入口近くは「スポーツゾーン」になっていて、広々としたグラウンドにはバスケットゴールやサッカーゴールが設置されており、ネットが張られた野球用のエリアもあった。こちらでは、学校帰りの子どもたちや少年チームが熱心に練習に励んでいた。
2つのタワーを持つ凝った複合遊具
散策路を進むと、線路沿いには大きな児童用の複合遊具が置かれた一画があった。この複合遊具はなかなか立派なもので、2つのタワーに滑り台やトンネル、吊り橋などが組み合わされたものだ。さすがにこの一画は人気のようで、小さな子どもたちが声を上げながら楽しそうに遊んでいた。また、複合遊具の先には、近隣の小学生が苗を植えてくれたという花々が散策路の両脇に連なっていた。
可憐な花々に彩られた散策路を進むと、芝生の広がる「原っぱゾーン」だ。傍らには小高い丘やあずまやもあり、なかなか気持ちのいい広場となっている。広場の先にはドッグランがあり、こちらではワンちゃんたちが元気に駆け回っていた。
なお、この公園は西武拝島線によって分断されているため、「緑を育むゾーン」に行くには公園をいったん出て、玉川上水を渡らなければならない。少々わかりづらい場所に位置する「緑を育むゾーン」だが、園内は芝生の広場になっていて、木々が所々に植えられている。こちらには訪れる人も少ないようだが、傍らでは玉川上水がサラサラと流れており、緑を眺めながらのんびりと過ごすには良いスポットであるように感じられた。
なお、バスは本数が少ないので要注意。徒歩だと拝島駅から玉川上水沿いを東に進んで15分ほど。
開園時間・6時〜18時(10月〜3月は17時まで)
(2023年5月掲載) 地図
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