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緑に包まれて公園内に落ち着いた空間が
南武線の西国立駅で降り、駅脇の踏切を渡って立川南通りに出る。この通り沿いに建つ立川病院を過ぎ、真新しい遊歩道を渡ると、緑が茂る錦中央公園に着いた。
公園の正面中央には、この公園のシンボルツリーであろう、大きな木が植えられている。太い幹から広角に枝が高く伸びており、辺りを緑で覆っている。木の根元に近づいて地面を見ると、まるでタコの足のようにうねうねと根を張っていた。
入口右手には「中国長安古典芸術団公演・記念植樹」と書かれた小さな石碑があり、裏側には「一九八五年四月十一日・シダレエンジュ四本」と書かれていた。
長方形の公園の奥に進んでいくと、中央部には立派な藤棚があり、その奥は児童広場のようになっていて、ブランコや、滑り台とうんていなどが組み合わさった複合遊具が置かれていた。この複合遊具は柱が青、うんていが緑色に塗られたとてもカラフルな遊具だが、上から2本伸びた紫色の滑り台がなんとも印象的である。広場の中央には木が伸びており、その周りには小さな切り株を模したものがあった。
公園の外周部には様々な木々が植えられており、シンボルツリーの裏手にも植栽が施されている。公園が接する立川南通りは大変交通量が多いのだが、とても緑が豊富な公園だ。藤棚下のベンチに腰を下ろして緑を眺めていると、通りの喧騒も全く気にならなくなってくる。 入口近くを振り返って見ると、隣接する「たましんRISURUホール」を超えるほどの高い木が伸びていた。
「たましんRISURUホール」の先には「立川市子ども未来センター」がある。ここには正面に広い芝生広場があり、テラスなども設けられている。2階の「まんがパーク」は幅広い年齢層に人気。
(左) 旧立川市役所跡にできた子ども未来センター (右)隣接する「たましんRISURUホール」
(2017年11月掲載) 地図
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