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東中神駅から歩いて5分ほど。アクセスは抜群だ。この市立昭和公園は同じ昭島市と立川市にまたがる国営昭和記念公園とはまったくの別物だ。
こちらの公園は1949(昭和24)年の開園。夏にはくじら祭り(本年は8月4日)が開催され、花火も打ち上げられるなど、市のシンボル的な公園として市民に親しまれているようだ。
敷地に入ってまず目に入るのは、2010年にリニューアルオープンした昭島市民球場。この球場は老朽化した昭島球場を全面改修したもので、
グラウンドは両翼97m、中堅121mの広さがあり、スタンドも5,000人以上を収容できる高規格の球場に生まれ変わった。
この日は運良く試合が開催されており、場内に入ることができたが、スタンドのイスなどもまだ真新しく、広々としていてとても快適に観戦できた。
高校野球の東・西東京大会会場にもなっており、熱戦が今から楽しみだ。
公園の中央は土管トンネルやジャングルジム、滑り台など、遊具が充実した広場になっており、脇にはD51蒸気機関車も置かれている。
ちょっとした池や小山などもあり、辺りには子どもたちの元気な声が轟いていた。
広場西側の小動物園には、つる、文鳥やインコなどの鳥類から、屋久島に生息するヤクシカ、目元が愛らしいパンダウサギなどを目にすることができる。
特にインド孔雀が藍色の羽根を広げた優美な姿には思わず見入ってしまうほどだ。
また公園西側の自由広場はコロシアム状の芝生広場になっていて、こちらは一息つくには絶好のスポットだ。
他にも園内には陸上競技場やテニスコート、温水プールや体育館がある総合スポーツセンターがあり、施設面は充実している。
ひと汗かいた後に談笑するチームの人々や、ランニングコースをジョギングする人たちの姿も多く目についた。
■問合せ/TEL:042-541-0046 (昭島市管理課公園管理係)
(2012年7月掲載) 地図
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