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多摩モノレール万願寺駅から5分。日野市でただ1軒、いちごの摘み取りができる所と聞き訪問。 オーナーの柴崎寿(ひさし)さんが、丁度、いちごの株を手入れをしているところだった。 以前花を栽培していたので、その名残で園芸という名前がついているという。 花栽培のハウスや施設が利用できるということもあって9年前にいちごに切り替えた。
長さ20メートルのハウスが3棟。人が立って摘み取りができる高い位置にいちごのコンテナが並ぶ。 摘み取り時期は11月から5月。1日に5〜6家族の摘み取りを受けている。 高速道路のインターからも近くて地の利がいい。服が汚れずに、摘み取りができると人気だ。 2月はすでに予約でいっぱいという。
栽培しているいちごの種類はとちおとめ。粒が大きく、ジューシーで日持ちがいい。甘酸っぱさが特徴だ。 「いちごのいちばん甘いところは粒の先端。株から伸びているランがおいしさをいちごの実にはこぶので、 ランを傷つけないように摘み取ってください」と柴崎さん。摘み取りと持ち帰りパックの2つの購入方法がある。
食べ放題ではなく、摘み取った量を買うシステム。料金は100グラムにつき200円。 時間の制限がないので、摘み取ったものの料金を払って、ハウスの外の休憩所で味を楽しみ、 再びハウスで摘み取りをするという家族も少なくないという。
「イチゴは植物ですので採れない日もあります。必ず電話で予約・確認をしてからお越しください」。
■柴崎園芸 日野市万願寺4-13-8
予約/070-5023-3738
(2012年2月掲載) 地図
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