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立川防災館 （立川市泉町）
JR立川駅北口からバス「立川消防署前」下車。立川防災館は愛称で正式には「立川都民防災教育センター」。防災ミニシアターや煙、応急救護、消火、地震（調整中）の５つの体験教室があり、都合に合わせて一つでも体験できるのが特長だ。一つの体験時間は30分。本日は２つ体験した。
「防災ミニシアター」。巨大地震にあったある家族の体験を描く仮想現実ドラマを見てから煙の体験をした。体験教室に入る前に、インストラクターの方から建物の中の火事にあった時、火災で亡くなる人のほとんどが煙による一酸化炭素中毒死であると聞かされた。煙によって意識不明、判断力の喪失に陥り、パニックをひきおこすという。避難する時は煙を吸わないように濡れたハンカチで口をふさぐ。腕のかいなを口に当てる。煙は空気より軽いから、上に行くので、姿勢を低くして、避難口を探し逃げる。
体験室は迷路になっていて、煙で視界が霞んでくると体験と分かっていても不安感がつのる。壁づたいに進むこと。避難口誘導灯（避難口方向を示す矢印が入っている）を探すようにと説明を受けていたのに、壁から手を離してうろたえたり、やたらにドアノブをひねったり。体験でも慌てた。「常に自分がいる建物の避難口（それも2カ所）がどこにあるか確認しておく」という防災の心得の意味がよく分かった。
ほかにも防災Ｑ＆Ａや、通報訓練、防災ゲーム、地震時の行動学習シミュレーションゲームなどのコーナーがある。遊び感覚で体験ができる施設なので全ての体験室にチャレンジをおすすめ。
■立川防災館 ウェブサイト
問合せ／TEL 042-521-1119 立川市泉町1156-1
開館／9時〜17時 無料
休館日／毎週木曜日、第３金曜日（国民の祝日にあたる場合はその翌日）、年末年始
（2010年2月掲載） 地図
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