しごと日記Q&A編

  先日、ASAの前でバイクのタイヤ交換をしているのを見かけました。修理も自分でするのですか?
(2020年2月号掲載)

  明日は節分、『鬼は外、福は内』の豆まきを予定されているご家庭も多いのではないでしょうか。節分は季節の分かれ目、明日は立春、暦の上では春の始まりです。そろそろ、そこここに春の訪れを感じる場面が増えてくるころです。

  この冬は暖冬だといわれていますが、当ASAの店長などは、このまま何事もなく春に向かってくれたらいいのに・・・と切実に願っています。もちろん2月に入っても積雪の可能性はありますから、まだまだ油断は禁物です。昨年の2月号でも、『雪の降る中でバイクのタイヤにチェーンを装着する作業がつらい』という話を紹介しました。

  今回は雪の話ではないのですが、バイクのタイヤにまつわる話をしたいと思います。

  当ASAでは、ほとんどのスタッフが、朝夕の新聞配達業務や寮からの通勤にバイクを使用しています(一部の集合住宅では自転車で配達しているスタッフもいます)。一人に一台ずつ貸与されたバイクは仕事上の相棒のようなもので、古くなった部品の交換や簡単な修理など、できる限り自分で手入れを行うことになっています。

 きちんと手入れをしていても、毎日乗っていればタイヤがパンクすること自体は珍しくありませんが、それでも新聞配達中のパンクは、スタッフを慌てさせます。配達中にパンクすると、バイクに積んでいる新聞の重みもあって全く身動きが取れなくなることもあり、やむなくASAにSOSの電話を入れることになります。手の空いている待機スタッフが、予備のバイクを車の荷台に積み込んで現場に向かい、バイクを交換します。予備のバイクに乗り換えた配達スタッフは、また配達コースへと戻って行きます。時間にして15〜30分程度の時間のロスが発生することもあります。

 配達中にパンクした新人社員に、ベテランの先輩スタッフが「携帯電話が無かった時代には、パンクしてから公衆電話にたどり着くまでが大変だったんだよ」という昔話を聞かせますが、今時の若者には『携帯電話のなかった時代』というのが、どうにもピンとこないようです。

  ともあれ、配達終了後には自分のバイクのタイヤ交換が待っているのです。

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