町田天満宮

町田参宮橋から見た町田八幡宮の梅の花

満月枝垂れ

塒出錦（とやでのにしき）

参道

　JR横浜線「町田駅」前の繁華街を抜けて成瀬駅方面へ向かうと、町田参宮橋という橋がある。その橋を渡ると、左側に町田天満宮が見えてくる。2月中旬のこの日、季節外れの暖かい日が続いたせいか梅の花が見ごろを迎えており、町田参宮橋から見る境内の景色は、白色や薄いピンク色、濃いピンク色などの美しい花でにぎわいを見せていた。
　 参道に入ると平日に訪れたのにも関わらず参拝者が途切れることなく訪れており、地元の方々の生活に密着した神社なのだということがわかる。私も早速手水舎（てみずしゃ）でお清めを済ませ、参拝。清々しい気持ちになり、心が洗われたような感覚になった。

　先ほど橋の上から見下ろした梅の花を今度は近くで鑑賞する。遠くから眺めるのも良いが、近くで香りやかわいらしい花を楽しむのもまた良い。近くで見ると種類によって花の形が違うのがよくわかり、それぞれの木の名前の由来を想像するのも楽しい。また、蜜をついばむメジロに会うこともできた。
　 この日はまだほとんど花は咲いていなかったが、社殿の左側には立派な満月枝垂れ（みつげつしだれ）の木があり、存在感を放っていた。今度は満月枝垂れの満開の頃に合わせてまた訪れたいと思う。

　帰りに町田駅へと向かう途中、アンティークというおしゃれなパン屋を見つけたのでランチがてら寄ってみた。有名な店のようで、多くの方が大量にパンを買っていく。私はカレーパンと贅沢バターあんぱん、ホットコーヒーをいただいた。どちらも本当においしく、思わず持ち帰りで食パンの人気ナンバーワンだというあん食パンも購入。こちらもまた絶品だった。

■町田天満宮

所在地／原町田1丁目21番5号
アクセス／小田急線「町田駅」より徒歩12分、JR横浜線「町田駅」より徒歩10分

（2017年3月掲載）　　地図