小さな散歩道

つくし野貝がら児童公園　（南つくし野1丁目）

　2011年度（第77回）春の花壇コンクール（町田市・町田市花とみどりの会共催）で最優秀賞に選ばれた花壇のある、つくし野貝がら児童公園を訪れた。 東急田園都市線つくし野駅より徒歩約5分、住宅街の中にある公園だ。入り口は5ヶ所あったが、最優秀賞に選ばれた花壇のある入り口から入る。 すると楽しみにしていた花壇は植え替え時期だったのか何も植えられておらず、さっぱりとした状態。 ただ何も植えられていない状態でもきれいに整備されており、花が植えられた時の美しさが想像できる。 今回は少し残念だったが、次回訪れるときの楽しみができた。
　花壇の奥には藤棚がある。藤の開花は4月下旬～5月上旬とまだまだ先だが、藤棚の下にはベンチが置かれ、これからの季節強い日差しを避けて休むのに良さそうだ。 ベンチに座り緑の多い公園内を楽しんでいると、いろいろな木に手作りの名札が付けられているのに気付いた。 木製の名札に手書きで植物名が記載されているのだが、それぞれデザインが異なり視覚でも楽しめる。 その上、植物にあまり詳しくない私には、ちょっとした勉強になり得した気分。

　 石の階段を下りると、広場に出る。
　広場の周りには、鉄棒・ブランコ・滑り台（複合遊具）・砂場・貝殻の形をした石の滑り台がある。 この貝殻の滑り台、公園名にも使われているようだが少し昔の雰囲気が漂っておりなかなか味がある。 子どもたちにも人気のようで、夕方にもなると何人もの子どもたちが貝殻に群がっている風景をよく見る。 同公園はこの辺りの公園と比べると子どもが好きな遊具がそろっており、広場も備わっているので多くの子どもの集合場所になっているようだ。

■町田市立つくし野貝がら児童公園
住所／町田市つくし野1丁目13番
面積／2,096㎡

（2011年7月掲載）　　地図

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