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残暑が厳しいので、涼しさを求めて芹ヶ谷公園まで足をのばした。まず目に入ったのが、国際版画美術館。
以前より町田街道を通る際「国際版画美術館入口」という交差点が気になっていたが、ここにあったのか。
この小さな発見に少しうれしくなった。
同美術館では、9月26日(日)まで企画展「こんな人、あんな人―欧米版画にみる人物表現展〜レンブラントからキキ・スミスまで」が開催されているという。
美術館を通り過ぎて奥へ入っていくと、せせらぎという水路のようなものが続いている。
ここでは小さな子供たちが楽しそうに水遊びをしている。入ってみると、水が本当に冷たく気持ちが良い。
その上木々に囲まれており、かなり暑い日だったが涼しさを感じた。
今度はせせらぎの横からスロープを通り、上の方へ行ってみる。木々が豊かで、ここもまた夏の散歩にちょうど良い。頂上に着くと、
my sky hole 88-4 (1988 井上武吉)
というオブジェを見つけた。銀色の球体に穴があいている。のぞくと、先の景色が見えた。
美しく不思議な感じ、ついつい長居してしまった。来た道を戻る途中、虹と水の広場が見えた。
噴水池の中央に大きな銀色のオブジェが立っている。そこから水が降ってくるのだが、
上部についている2本の棒がシーソーのように動くので、水に動きが出て子供たちは大興奮。
せせらぎと比べ刺激的なのか、こちらには大きな子供たちが多い。
半日かけて水や緑、オブジェを楽しみ、最後に美術館横の喫茶けやきのテラス席でかき氷(100円)を食べた。
暑さを避けてクーラーのきいた室内にいるのも良いが、たまには屋外で涼しさを感じるのもなかなか楽しい。
他にも同公園には冒険広場など魅力的な場所がまだまだあるようだ。次回は美術館を訪れがてら、虹と水の広場の先へも足を伸ばしたいと思う。
町田市原町田5-16 町田駅より徒歩約10分
噴水池・せせらぎ清掃日:毎週木曜日(9月前半まで)
※清掃時間内の利用不可
(2010年9月掲載) 地図
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