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(左)公園中央の入り口に立つ看板 (右)園内のサクラが満開(22/3/29撮影)
(右下)園内はきれいに手入れされている
豊田駅の北口からミニバス「旭が丘循環路線」に乗り、「豊田住宅」で下車。進行方向にある交差点を渡ると、西平山第一公園に着く。
住宅街の一角にあるこの縦長の公園は、片側が道路の形に合わせて「く」の字型にへこんでいる。あまり見かけたことのないユニークな形の小公園だ。
園内に入ると、広場は地域の子どもたちで大変にぎわっていた。公園の南側にはブランコや滑り台、うんていや鉄棒、乗り物遊具などの児童用の遊具が設置されていて、南奥には1本のサクラの木が伸びている。このサクラは近くのブランコの頭上にまで枝を大きく広げ、美しい樹形だ。
公園の北側は広場になっている。園内に水飲み場があり、所々にベンチも設置されていて、散策中に一息つく高齢者の姿もあった。
駅からは少々距離のあるこの辺りだからか、公園を訪れる人も近隣の人たちが多いようだ。犬の散歩に訪れる人たちも多く見かけられた。犬同士で交流をしたり、居合わせた子どもたちにかわいがってもらっているワンちゃんの姿もあった。
現在では住宅が多く立ち並ぶ西平山だが、かつては豊かな畑が広がっていた。公園周辺には所々に農地も残っており、どことなくのどかな雰囲気が残されている一帯に感じられた。
ここから少し西に進めば、浅川の河川敷だ。少々足を伸ばして春の川べりを散策するのもいいだろう。
なお、バスは本数が少ないので注意が必要。
(2022年4月掲載) 地図
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