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(左) 広い公園 (右) 木製のパーゴラの下にベンチがある
日野駅から「八王子駅北口」行き、または「豊田駅北口」行きのバスに乗って「日野台」で下車。「日野台」の交差点を右折し、コンビニエンスストア脇の道に入り、その先を左折すると、住宅街の中にある日野台公園(2,938u)に着いた。
昨年リニューアルされたという真新しい園内は、入口近くに小さな芝生のスペースがあり、中央には運動広場が広がっている。この公園のすぐ裏手には日野自動車の広大な敷地があり、辺りに高い建物もあまりないため、空が広く感じられてなかなか気持ちのいい広場だ。
園内南側には、滑る面に凹凸がつけられた滑り台やブランコなどの児童用遊具があり、その傍らには大人用のストレッチ遊具も置かれていた。この日は天気もよく、元気をあり余らせた多くの子どもたちが広場を駆け回り、遊具の周りに集って遊んでいた。
園内北側には木製のパーゴラの下にベンチがあり、一休みしながら子どもを見守るお母さんたちの姿があった。また、園内のトイレにはオムツの交換台やベビーチェアなどが設けられていて、小さなお子さん連れにも配慮された造りになっている。
公園奥には消防団の器具置場と、日野台地区センターが建っているが、センターの左手には「三本杉稲荷大明神」という小さな神社があった。石造りの鳥居をくぐって境内に入ると、短い参道には朱色の鳥居が狭い間隔で建ち並んでいた。公園の一角にひっそりと鎮座する神社であるが、近隣の人々には親しまれているのだろう、境内には赤と白ののぼりが交互に何本も立てられていた。境内を後にすると、小学生くらいの男の子がふらっとやってきて、境内をホウキで熱心に掃除していた。
公園の外周部には広場を一周する歩道が造られていて、一周が190メートルと記されている。この歩道を散歩する高齢者やペット連れの人たちの姿も多く見受けられた。リニューアルされたばかりということもあり、幅広い年代が楽しめるきれいな公園、という印象を受けた。
日が暮れかかってきても、広場ではキャッチボールを楽しむ子どもたちの声がこだましていた。
(左)
公園の外周をぐるりと回ると190メートルに (右) 子どもたちが伸び伸びと遊んでいる
(2020年4月掲載) 地図
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