しごと日記Q&A編
過ごしやすくなったと思ったら急に暑くなる日もあり、熱中症にも注意ですね。
(2021年5月号掲載)
昨日5月1日は八十八夜。「夏も近づく八十八夜」と『茶摘』の歌で歌われているように、新茶の出回り始める季節です。
日中はずいぶん暖かくなってきました。5月のゴールデンウィークから梅雨入り前までのひと月ほどは、気温や雨量、湿度など気候の面では一年で最も新聞の配達がしやすい季節です。6月に入ると梅雨入りで雨の日が増えますし、梅雨が明けると今度は暑い夏がやってきます。
この春に入社して、まだまだひな鳥のようにぎこちない動きの新人君たちも、この5月のうちに仕事に慣れてしまうように先輩たちからアドバイスされます。一人で配達できるようになることだけでなく、睡眠時間や食事などの体調管理も含めて、これからやってくる厳しい季節を乗り越えられるように準備します。
そのせいか、これまでは猫なで声だったのに、最近ちょっとずつ口うるさくなっていく先輩スタッフを横目で見ながら、新人君たちも「何だか注文の多い人達だなあ・・・」なんて思っているのかもしれません。先輩のアドバイスが終わると、逃げるように夕刊の配達に出発していきます。
とはいえ、過ごしやすい季節になり、夕刊配達時にお客様と顔を合わせる機会も増えます。マスク越しにでも「お疲れ様」と声をかけていただけるのが、新人君たちにとっても励みになっているようです。
これからしばらくは天気のいい日が続きますが、毎年この時期から熱中症にかかってしまう方が出てくるようです。体調管理には気を配りたいものです。
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