しごと日記Q&A編
口座振替を利用するようになって、集金スタッフさんと会う機会がなくなって寂しくなりました。
(2020年10月号掲載)
ありがとうございます。現在、8割以上のお客様が口座振替やクレジットカード決済をご利用いただいており、以前と比べて随分と増えてきました。
ASA内でも、キャリアの長いスタッフなど、馴染みのお客様と顔を合わせる機会が減るのを寂しがる者もいます。それでも、以前は、ご不在がちのお宅に夜分に訪問するというようなことがありましたが、現在ではそういうケースも少なくなり、全体としてはスタッフの負担減になっている部分があります。
ところで、9月末あたりから新聞購読料の集金時にいただく小銭の中に、『令和2年』の年銘が入った硬貨が混じっているのを見かけるようになってきました(令和元年の硬貨はなかなか見かけませんが……)。たくさんの硬貨の山の中でも、新造硬貨の明るい光沢は目を引きます。額面以上の価値がないのは分かってはいますが、新しい硬貨を見つけると、何だかうれしくなってしまいます。
「最近は、スーパーやコンビニで買い物したときに受け取るお釣りにも『令和2年』の硬貨が混じるようになったよね」と先輩のベテランスタッフに話題を振られた新人君は、「僕はお金持ってないんで……」という返事。
聞けば、金欠で財布の中にお金が入っていないというわけではなく、財布そのものを持ち歩かないのだとか。日常の買い物では、スマートフォン決済、大きな金額の買い物の際にはカード決済と使い分けているとのことで、集金業務以外では『お金』に触る機会は全くないとのこと。『現金を持ち歩かない主義』なんていうのも今では珍しいことではなくなりました。
新しい生活スタイルを取り入れる柔軟さ、今どきの若者ということでしょうか。
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