しごと日記Q&A編
春は進学や就職、転勤などで新しい生活が始まる季節です。
まだまだ新生活に慣れずに新聞を開く暇がないという方もあれば、逆に、新聞を読む時間の余裕ができたという方もいらっしゃるでしょう。落ち着いてくるのは4月末のゴールデンウィークあたりでしょうか。
当ASAのスタッフは、北は北海道から南は九州沖縄まで全国各地から上京してきています。中には、以前に新聞配達の経験があるという者も少なくありません。
以前このコーナーで紹介したことのある長崎県五島列島出身のベテランスタッフF君は、小学生時代に朝刊の配達をしていた経験の持ち主。朝刊とは言っても、離島のことです。放課後小学校からの帰宅途中に、本土からの船から荷下ろしされたばかりの新聞(朝刊!)を受け取って、徒歩で配達しながら帰っていたといいます。東京ではちょっと考えられない一風変わった新聞配達風景です。
また、別のスタッフC君は、地方紙の夕刊の配達経験があります。C君は小学校から帰って16:00〜18:00時頃まで配達していたということですが、皆さんのお宅の夕刊配達時刻と比べると、ちょっと遅めでしょうか。最後の配達先である大きなお寺に着く頃になるとあたりは夕やみに包まれます。山門をくぐって木々の生い茂った参道を進んだ先にあるポストに配達しないといけないのに、小学生だったC君は怖くなって足がすくんでしまい、結局叱られるのを承知で配達をあきらめて帰宅したこともあったということです。
まあ、いかにも小学生らしいエピソードです。今ASAのスタッフが同じことをやったら許されませんよね。
ほかにも新聞配達経験のあるスタッフは少なくありませんが、東京と地元ではずいぶん様子が違うなと感じるようです。とはいえ、最近入社してくる若い新人君たちの中で新聞配達経験のある者はほとんどいません。先輩スタッフたちは、「配達のイロハをみっちり教え込んでやる」と今から張り切っています。
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