しごと日記Q&A編

  スタッフの皆さん、里帰りなどするのですか?
(2017年8月号掲載)

  暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
  いよいよ高校野球の甲子園大会が始まります。一方、全国を見渡すと、8月に月遅れの七夕を行う地方も多いようです。七夕の朝に、サトイモの葉に溜まった朝露で磨った墨で習字をする、なんて古風な経験のある年配のベテランスタッフもいるようです。高校野球や七夕以外にも夏祭りや花火大会、お盆の帰省など、楽しい季節です。朝刊配達の真っ暗な時間帯でも、歩行者や無灯火の自転車を見かけることが増えるのもこの季節ならではで、くだんのベテランスタッフも配達中に天の川を見上げる余裕はないようです。

  当ASAでも、読者の皆さんからのご連絡の中に、夏休み中や帰省中の配達中止連絡や、留守中の新聞のお預かりサービスのご依頼が多くなってきます。

  地方出身者が多い当ASAのスタッフたちも夏の帰省でそわそわしだすかというと、それほどでもありません。今までにも何度か紹介してきたように、新聞配達の仕事ではスタッフ全員が一斉に休むことはできません。自分の休暇中は、受け持ちエリアの代理配達を『代配』と呼ばれるベテランスタッフに配達してもらいながら、シフト表に従って交代で休みを取っていきます。

  結婚して家庭のあるスタッフは、お盆にまとまった休みを取ることが割と多いようです。東京で出会った美人の奥さんや、生まれたばかりのかわいい赤ちゃんを実家の両親やお盆に集まった親戚たちに披露したい気持ちもあるのでしょう。
  逆に多くの独身スタッフは、この時期の帰省にはこだわらないようです。飛行機代が高く混雑する時期ではなく、9月や10月の過ごしやすい季節に帰省を考える若いスタッフも多いようです。「10月に甥っ子の運動会に合わせて帰省するつもりです」と、今から予定を立てている北海道出身の新人君もいます。秋の北海道、今からお土産が楽しみです。

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