しごと日記Q&A編

  新人君たちはしっかりご飯をたべていますか?
(2016年9月号掲載)

  夏休みはいかがでしたか?この時期、夏休み中に日焼けして健康的になった読者のみなさんのお顔を夕刊配達中や集金時によく見かけます。
  新聞配達の仕事は交代で休みを取りますから、全員一斉に夏休みに入るということはありませんが、当ASAでも、お盆に帰省したり仲間同士で休みを合わせて旅行に出かけたりしたスタッフもいました。

  初めての帰省に浮かれて地元で羽目を外しすぎた新人君は、東京に戻ってくると、財布の中身とにらめっこしながら次の給料日までのやりくりを必死に考えることになります。
  昨年のちょうどこの時期に当コーナーでご紹介したように、最近の若者は毎日コンビニ弁当やファミレス、ファストフードばかりということはありません。おかずを調理する腕前や時間はなくても、家でご飯を炊いておいてスーパーやコンビニでおかずを買ってくるくらいの堅実さはあるようです。上級者になると、休みの日に多めに作ったカレーを冷凍保存しておいて、疲れて調理する元気がないときにはレンジで温める、というふうに随分と家庭的なベテランスタッフもいます。財布の中身と相談しながら、栄養のあるものを食べることが、仕事が長続きするコツかもしれませんが、新人君はそうはいきません。

  どの新人君もやはり自宅でご飯は炊いてはいるようですが、首をかしげたくなるような食生活をしている者もいるとの情報が店長の耳に入り、今回、何人かの新人君に聞いてみました。
  聞いてみてわかったのは、新人君の多くが、炊いたご飯だけでおかずを食べていないということでした。「毎日ひたすら納豆ご飯を食べています」と苦笑いしていた新人君もいれば、「おかずはのりたま(ふりかけ)です」と即答する新人君もいます。すごいのになると、「サプリメントをおかずにご飯を食べています!」と豪語する新人君もいました。

  天高く馬肥ゆる秋、食べ物のおいしい季節です。しっかり食べて、元気に仕事をしてほしいものだと思うのですが……。

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