しごと日記Q&A編

  配達中に急に雨が降ってきた時はどうしますか?
(2016年8月号掲載)

  発行日の8月7日は立秋。暑い日が続き、なかなか秋の気配など感じることができませんが……。
  真夏の太陽の下、当ASAのスタッフは今日も元気に配達しています。新人君たちも、顔から首にかけてと腕が日焼けで真っ黒、シャツで隠れる胸やお腹は真っ白という『パンダ』のような格好になって頑張っています。

  さて、以前にも当コーナーで何度か紹介してきましたが、ここ数年『ゲリラ豪雨』などと呼ばれる激しいにわか雨に降られることも多くなり、配達中のスタッフがずぶ濡れになることも増えました。配達出発時に雨が降っていなければ、かさばるカッパや長靴は携帯しません。
  新聞の配達に関しては、雨の激しさにもよりますが、小降りであれば、はみ出しがないようにいつもより丁寧にポストに投函するだけでもある程度は雨濡れを防ぐことができます。強くなると携帯用の雨用ビニールに入れて配達したり、雨漏りするポストを避けて玄関先まで届けたり。そして最終手段はやはりASAに戻って雨用のラッピングを施して再出発する、ということになります。
  ASAに戻ってラッピングすると、以降の配達は楽になります。ただしASAまでの往復や、ラッピング作業にかかる時間を勘案すると場合によっては戻らない場合に比べて1時間近く配達時刻が遅くなることもあります。雨の勢いやどれくらい降り続くのか、このあたりをベテランスタッフはさすがにうまく対応します。

  びしょ濡れになりながら丁寧に配達を続行するか、配達遅れの危険を冒しながらいったんASAに戻ってラッピングするか……これが悩みどころです。
  「自分が濡れても新聞は濡らすな」。
  店長からそう言われている新人君は土砂降りのなか焦ります。夏の間、何度もこういう経験をしながらパンダもとい新人君もたくましく成長していきます。

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