しごと日記Q&A編
雨の日が多くなり配達が大変な時期ですね。以前の「しごと日記」でも紹介されていた配達用の「順路帳」は濡れても大丈夫なのですか?
(2011年6月号掲載)
雨の日が続くと肉体的にも精神的にもつらくなります。特に朝刊配達時に着ていた雨かっぱや靴が夕刊配達時までに乾かず、少し湿っている状態で着ていく時は配達前から気分が落ち込んでしまいます。
配達用の「順路帳」(新聞配達の「虎の巻」である『順路帳』(B5サイズを縦に半分切った手帳のようなもので、中に書かれている順路記号を読み解きながら配達をする必需品)は、特殊コ−ティングされた用紙でできていて、油性のマジックで配達先の内容を書いているため、濡れて破けてしまうことや、字が消えてしまうようなことはありません。ただ、濡れてしまった順路帳は、そのまま干していてもなかなか乾かないため、早く乾かすために古新聞を利用しています。新聞を順路帳よりも少し大きいサイズに切り、一枚一枚ページの間にはさみ込み、はさんだ古新聞が落ちないように輪ゴムで止めておきます。その状態で置いておくと新聞が水分を吸ってくれるので、次の配達までにはかなり乾きます。この作業をやっておかないと、いざ順路帳を開こうとしても、濡れてくっついたページが開かず、配達順路を間違えてしまうようなことになりかねません。
ずぶ濡れで配達から戻っても、欠かさずにやらなければならない地味ですが大事な作業の一つです。
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