しごと日記Q&A編
頻繁に起きている「ゲリラ豪雨」。どんなことに注意していますか?
(2015年7月号掲載)
晴れ時々曇りところによりゲリラ豪雨……こんな日の配達は本当に困ります。
配達前に新聞をめくると、「温暖化によって海面水温が上昇すれば、水分の蒸発が進む。大気が不安定となり、突発的な雨や竜巻の頻度が上がる」との記事。
記事を隣で見ていた新人社員から、「先輩、配達中に竜巻が来たらどうしたらいいですか?」と難しい質問をされ、答えに困って記事を読み続けました。
「黒い雲の底が垂れ下がったり、耳に異常を感じたりしたら、丈夫な建物に避難する。冷たい風が吹き出すのも竜巻の前兆だ。室内では、窓やカーテンを閉め、1階の窓のない部屋に移動する。大きなガラス窓の近くからは離れる。丈夫なテーブルなどの下に入り、身を小さくし、頭を守る。屋外にいれば、頑丈な建物の物陰に入り、身を小さくする。竜巻がまぢかに迫り、近くに建物がなければ、くぼみなどに身を伏せ、頭などを守ることが大切だ」と大事なことが書いてあり、「なるほどね」とみんなで頷きました。
配達を何年もやっているベテラン社員になると、「雨の匂い」が何となくわかるようになりますが、ゲリラ豪雨や竜巻の発生までは読めません。結局、実際に空を見て判断するのが一番正確なようです。
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