しごと日記Q&A編
ASAでは、震災などに備えてどんな準備をしていますか?
(2015年6月号掲載)
当ASAでは、震災が起き停電や電話がつながらないようなことがあっても、「販売店に届いた新聞を配達するにはどうするか」ということに絞って、最低限の準備をしています。
「3・11」の地震後に一番困ったのはガソリンでした。配達用のバイクに入れるガソリンを確保するために携行缶を持ってスタンドを探しまわりました。ガソリンを1台のバイクに2リットル入れるとして、10台だと20リットルの携行缶は空になり、翌日の配達でまた必要です。携行缶は3つ用意しました。
暗闇だと新聞の仕分けはできないので、発電機も購入しました。屋台などでよく使われているような、ガソリンを入れて使うタイプです。バイク用のエンジンオイルが使えるものを選びました。
あれこれ考えていくと、きりがない事がわかりました。トイレが流せなくて困ったことを思い出し、水を貯めておく容器も用意しました。水はどうしようかと考えていると、「多摩川に行けばありますよ」と九州出身の社員が教えてくれました。
あとは、一番混乱すると思われる通信ですが、どう備えをしたらいいのか結論が出ません。いざという時に頼りになるのは、新聞なのかもしれません。
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