しごと日記Q&A編

  ここ数年、よく耳にするようになった「ゲリラ豪雨」。何か対策はしていますか?
(2014年8月号掲載)

  ゲリラ豪雨のピークが、8月上旬から中旬であることがニュース等で発表されています。「昨年同様、急激に発達する積乱雲により、道路冠水や浸水被害、落雷被害などが発生する可能性があるため、注意が必要」とのことです。

  販売店では出発前、天気予報や実際の空模様を見ながら配達の準備を始めます。一昔前は、テレビの前に集まり天気予報を見たものですが、最近はスマートフォンのアプリで個々にチェックしています。
  「局地的なゲリラ豪雨」は本当に厄介で、万全の対策が取れません。にわかに空が暗くなったかと思うと雷鳴がとどろき、大粒の雨が勢いよく降ってくる。 配達の準備をしている間は快晴だったのに、配達を始めると突然降りだす……なんていうことがあります。そういう時は、いったん雨宿りして小降りになるか、やむのを待ちます。 その間に「綿布」と呼ばれる緑色のビニール製のシートで濡れないように新聞を包んで再出発します。雨がやみそうにない場合は、配達を中断し、店まで一旦戻ってビニールラッピングをすることもあります。
  ただ、配達を始めた時に降っていた雨が途中で止む、川を渡って配達場所にたどり着いたら雨がまったく降っていない……なんてこともあります。こんな時は、やむなくビニール包装したままの新聞をお届けする場合があります。

  天気予報など無い時代、一方は雨でもう一方では晴れている局地的な雨のことを「馬の背を分ける」と表現したようです。うまく表現したものです。どんな対策をしていたのでしょうか。

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