しごと日記Q&A編

  春の嵐の中での配達、大変でしたね。どんな天気でもバイクで配達しているのですか?
(2013年5月号掲載)

  台風の日などは、車で配達できたらどんなにいいだろうと思います。家から出たくないような時もあります。ある程度の雨には慣れていますが、前が見えないような雨の場合、雨宿りして様子を見ます。走行中も、顔にあたる雨が痛く、枝が飛んでくることもあり通常の倍の時間がかかりますが、道路が通行止めや陥没していない限り、何とかして配達は行います。

  当ASAでは、一人で約400部の配達をしています。販売店から出発し、およそ2時間半以内で読者の皆様が出勤される前に届けられるように地域割りをし、部数を調整しています。土曜日などチラシが多い日だと一度にはバイクに積めないため、3〜4回往復することがしばしばあります。チラシが多くても、できるだけ同じ時間でお届けするよう努力しています。他のASAでは集合住宅だけをアルバイトが自転車で配達している地区もありますが、時間的問題から、ほとんどの地区はバイクで配達をしています。
  車でやろうとした場合、一人一台ずつ車が必要になりますし、ほとんどの社員が原付の免許証しか持っていません。やはりバイクでやるしかありません。

  雨が止んだ後も要注意です。路面の土が流されて、釘やとがった石が露出してパンクの原因になるからです。パンクしたタイヤに刺さっているのは、くぎ、ガラス片、金属片、ねじ、画びょう、針金などが多く、たまに木くずなどもあります(いたずらで刺されることも……)。
  無事に配達が終わり、風呂に入ると体の緊張がほぐれます。

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