あなたの町の朝日新聞店 | 小さな散歩道 目次へ |
青梅線西立川駅から徒歩25分。東京都農林総合センター(元農業試験場)の南に富士見町団地がある。
ここの団地の中の公園に、「かわいい動物のオブジェがたくさんあって楽しい」という読者の方からお手紙をいただいた。
まずさんかく公園を紹介。公園はいくつもの入口があり、口を大きくあけて眠そうにあくびをしているカエルやのんきな表情のタヌキのオブジェ(コンクリート製か)が入口に設置されている。
自転車の進入除けとしたら、素敵なアイディアだ。公園内は一面緑。
その中に、今にもゴソゴソ、モゾモゾと動き出しそうなカメとカブト虫のオブジェが2頭ずつ、向き合う格好で設置されている。
これらも目が大きかったり飛び出ていたりしてどことなくユーモラス。ちょっと離れたところには足を折って座っているフタコブラクダ、
身を低くして獲物を狙っているポーズのワニ。長い鼻を上げて甘えている姿の小象。いずれも2頭ずつ輪になっている。
2つの動物の群れの中間地点に鳥が口を大きく開けたような三角形の物体があった。三角形の左右が滑り台になっている。
後ろに回ってみてこの物体の正体が分った。カタツムリだ。石ころで作った階段で上にあがり、そして滑るというわけ。
公園の東側には数台のブランコと幅広の滑り台が小雨にぬれていた。10人が手をつないで一気に滑ることができる幅だ。
道路を挟んだ向かいに、円形の砂場の真ん中にぐるぐるとよじれた塔を発見。
塔の中の階段を上っててっぺんまで上がりる仕組みだ。ぐるぐる公園とは上手い命名だ。
同公園の動物オブジェは小さな子どもが乗ったり、触ったりできる大きさだ。梅雨の晴れ間に家族で遊ぶにはいいロケーションです。
帰りは団地西のバス停から乗車して立川駅に。
(2011年7月掲載) 地図
小さな散歩道 目次へ | 前へ | 次へ |