小さな散歩道

高尾山サル園・野草園  八王子市高尾町

ランチは小麦と大豆

 高尾山口駅下車、ケーブルカーで高尾山駅へ。徒歩3分の所に高尾山サル園・野草園がある。 一昨年、高尾山がミシュランの「三ツ星」に選ばれて観光客が増え昨年は年間10万1000人が訪れた。 7年前に改築されたサル園には赤ちゃん猿含めニホンザル45頭が生活している。
 サルには「コユキ」「エース」など全員に名前が付いていて解説員が呼ぶと「キー」「キー」と返事をするサルや、 手を叩くとその音にあわせて跳ねるサル、遠くの枝から大きくジャンプして解説員が差出した腕に着地するサルなど芸達者が揃っている。
 サル園の昼食は1時半。バケツを片手に入ってきたスタッフをサルたちが取り囲む。 朝はニンジンとサツマイモだが、昼は大麦と大豆だ。撒くとサルたちは土に落ちた餌を両手を使って一粒一粒大急ぎで口にほおばる。 「ほおに貯めておいてあとでゆっくり食べるんですね。悠然と食べているのがボスのネッシン(熱心)。 他のサルよりは大きくて歩く時に尾(4〜5センチ)を立てているので分かります」と園長の菱山剛男さん。 ボスの主な仕事はケンカの仲裁と他の動物から仲間を守ることだ。「ネッシンは食べてばかりいるように見えますが、 食べながらも仲間に目配りをしてこまめにケンカの仲裁をする働き者ですよ」。
植物園では4月中旬までカタクリの群生がみられる  サルの出産は5月から7月。今年は何匹の赤ちゃんサルがお目見えするか楽しみだ。
 入口右手の斜面は野草園。1周300メートルの観察路が設けられ、高尾山に自生している植物が栽培されている。 野草園内に最近開設された「憩いの館」には双眼鏡が用意されバードウォッチングにも休憩スペースにも利用できる。

■営業/10:00―16:00(季節によって異なる)
  中学生以上400円 3歳以上200円
  問合せ/サル園・野草園 TEL 042-661-2381

(09年4月掲載)  地図


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