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高幡不動駅から「聖蹟桜ヶ丘駅(三沢台路線)」行きのバスに乗り、「百草台公園」で下車。目の前に高い丘がそびえる百草台自然公園は、丘陵の樹林を生かした大きな公園だ。

百草台自然公園入口
正面の入口から園内に入ると、園内右側は運動広場になっていた。広場の端には小高い芝生のエリアがあり、子どもたちが喜びそうな一角となっている。周囲にはサクラの木も多く植えられており、芝生の上でお花見を楽しむのもよさそうだ。近くにはトイレや水飲み場もあり、植栽にもきれいに手が入れられていた。
園内の左側は「湿性植物ゾーン」で、大きな池が造られている。池の中では20羽ほどのカモが水面を漂っていたが、こちらのカモたちは時折陸地に上がってきたり、丘の中腹をのんびりと散策したりしていた。水辺があり、自然も多く残されているこの公園は、カモたちのオアシスのような存在なのだろう。
池の水源近くには風情ある小橋が架けられており、その先には丘の中腹に通じる散策路が伸びている。雑木林の中から聞こえる野鳥のさえずりを耳にしながら、散策を楽しむのもいいだろう。
丘の頂上へ向かう階段は結構な角度があり、ちょっとした山登りという雰囲気だ。息を切らせながら急階段を上りきると、ベンチが設置されている展望広場に着いた。
展望広場の正面は木々に多少視界を遮られてしまっているが、ここからは北西方面への視界が開けている。この日はあいにくの曇り空だったが、西方に連なる山々から立川駅周辺までを見渡すことができた。天候の良い日には都心方面をはじめ、さらに遠方までを見渡すことができるようだ。
展望広場の裏手に出ると、レンガ色とベージュの2色で彩られた、大変印象に残る給水塔が建っていだ。これは都水道局・三沢配水所の給水塔であり、眼下には百草団地の一群が広がっていた。
多摩丘陵の上部から伸びる細長い給水塔は、百草・三沢地区のシンボルマークともいえるだろう。
なお、この公園は高台に位置しているため、気温も多少低く感じられた。三寒四温の候。お出かけの際には服装に気をつけて。
(2026年3月掲載) 地図
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