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東急田園都市線「藤が丘駅」正面口を出て左へ進み、途中で昼食を調達して以前より気になっていた青葉台駅・藤が丘駅間の車窓からよく見かける公園を訪れた。車窓から見えるというだけあって線路沿いに位置し、電車好きの子どもにはたまらない立地。公園内から思う存分、電車を楽しむことができる。その上、子どもに人気のターザンロープから鉄棒やすべり台など、遊具が充実しているのも魅力だ。
車窓からよく見ていた池のほとりまでくると、異変に気付く。池の水が一面赤茶色になっているのだ。驚いて辺りを見回すと、掲示板にこんな記載があった。
「夏になると赤茶色の水になる原因は、赤い色素を持つミドリムシ。池の表面水は赤茶色をしているが、臭いはなく、水生生物も多く生息していること、光合成が落ち着く冬には薄茶色に戻ることから、大きな問題はない」
とのこと。少し安心して、湧き水でできたという池を眺めながらベンチで昼食をいただく。自然に囲まれて食べる昼食、幸せなひと時だった。
腹ごなしに散策路を歩く。駅から近く、住宅街の中にある公園のわりには、なかなか趣のある散策路。アップダウンも程良くあり、腹ごなしにぴったりだ。
途中、人が集まっている広場を見つけた。聞くと、ペタンク(フランスが発祥の球技で、地面に描いたサークルを基点として木製の目標球に金属製のブールを投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツ)を楽しんでいるという。「毎週金曜日10時〜12時に活動しています。ご興味のある方は直接遊びに来てください」と会長金原さん。散策がてら、一度のぞいてみてはいかがだろう。
■藤が丘公園
所在地/横浜市青葉区藤が丘2丁目18
アクセス/東急田園都市線「藤が丘駅」より徒歩約5分
(2015年10月掲載) 地図
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