しごと日記Q&A編

  そろそろ新しい新聞奨学生が入社してくる頃ですか?
(2024年3月号掲載)

  3月3日はひな祭り、「桃の節句」です。
  梅、桃と続いて、今月半ば過ぎには桜の花も開き始めます。
  この時期よく耳にする「桜前線」という言葉からは、気温の上昇とともに南から順に開花の知らせがリレーしながら北上していく様子が連想されます。テレビや新聞などでは、桜前線の北上に合わせて自転車やバイクで日本縦断を目指す旅行者が紹介されることもあります。もっとも、近年は温暖化の影響もあってか、開花日も早まっているようです。

 さて、毎年のことではありますが、この3月、ASAを巣立っていく卒業生たちと入れ替わるようにして、この春から新聞奨学生として働きつつ大学や専門学校に通うことになる新入生たちが、上京・入社してきます。

 東京近郊や関東地方から入社してくる場合は、親御さんの運転する自動車に荷物を積んで引っ越して来るか、単身で電車やバスを乗り継いで赴任します。
  一方、地方から上京してくる場合は、飛行機や新幹線、高速バスを利用して上京してくることになるのですが、そこはさすが今どきの若者です。知らない土地でもスマホの地図アプリの機能を駆使して、初めて訪れるASAまで難なくたどり着きます。

 もっとも、なかには初めての東京で右も左も分からない、新幹線や飛行機を降りたあと、ASAまで無事にたどり着けるか自信がないという新入生もいて、そういう場合には、東京駅や羽田空港まで出迎えに行くこともあります。

 桜前線を追うように南から上京してくる人、まだ雪深い北国から上京してくる人。ちょっと早めの新生活のスタートです。
  3月は、ASAにとって、一年で最もにぎやかな季節です。

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