しごと日記Q&A編

  スタッフの皆さん、どんな防寒の対策をしていますか?
(2020年2月号掲載)

  明日は節分、明後日4日は立春です。暦の上ではいよいよ春の到来です。待ちに待った春の訪れではありますが、「春は名のみの風の寒さや」と歌にもあるように、まだまだ寒い日が続きます。

  深夜の冷え込む時間帯にバイクで街中を駆け抜けるASAのスタッフたちは新聞配達のプロです(至らぬ点もありますが、少なくとも本人たちはそうありたいと願っています)が、同時に防寒のプロでもあります。
  寒いからと何枚も重ね着をして着膨れしてしまうと、配達の際に体の動きが鈍くなってしまうこともあります。新聞やテレビ、最近ではスマホやインターネットなど、何パターンもの天気予報を参考に、「明日の最低気温、この位ならジャンパーの下に何枚重ね着しよう」、晴れなら軍手は2枚重ねじゃなく1枚でがまんするか」、「湿度が高いからコンタクトレンズで出勤しよう」・・・など、毎日、あの手この手の寒さ対策で朝夕刊の配達を頑張っています。

  多くのスタッフが特に気を配る防寒ポイントは二点。一つは襟元や袖口の隙間をふさいで風や雨粒が服の中に入ってこないようにすること。もう一つは上半身より下半身、特に足元の防寒に気を配ることでしょうか。この二点さえ失敗しなければ、寒い日の配達も何とか乗り切れます。

  ちなみに最も寒さが身に染みるのは朝刊配達時、配達順路の最後のお宅に新聞を届け終えて、ASAに戻っている時でしょうか。この時は、配達で汗をかいた状態で向かい風を受けながら、ひたすらバイクを運転することになります。一番遠い配達エリアだと、ASAに戻るまでに片道15分近くかかる場合もあります。ぶるぶると震えながらASAに戻ると、暖房のきいた店内で、ようやく一息つくのです

  朝刊配達後、ASAに戻る際のこの風が頬に気持ち良いと感じられるのは、まだまだ先のことになります。
  それでも、もうすぐ春がやってきます。

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