しごと日記Q&A編

  今年、ASAでの思い出深い出来事は何かありますか?
(2019年12月号掲載)

  さて、年末も押し迫ったこの時期、当ASAのグループ店のある店長から聞いた、思い出深かった今年の出来事を一つ。

  「○〇(新人)君、近所の公立図書館から、昨日の夕刊が配達されていなかったって電話があったけど、配り忘れなかった?あそこの図書館は、夕刊配達時は表玄関から入って受付カウンターで手渡ししてるよね」
  普通、配達漏れ(不着)はなかなか思い出せないものですが、さすがに手渡しなら覚えているだろうと店長が訊くと、首をひねるばかりだった新人君が何か思い出したようにぽつりと「そういえば、昨日、図書館は休館日だったんですよね。僕が配達するようになって、休館日って初めてだったから、どうしたらいいのかわからなくて・・・」。
 店長に「休館日は初めてでも、朝刊配達時には図書館閉まっていても、きちんと配達しているんだろ?」と聞かれ、「はい、朝刊は指定されたポストに届けてます」と新人君。
 「で、夕刊どうしたの?昨日の夕刊はそのポストに届けたんじゃないの?」と聞かれると、「本の返却用ポストに投函しました!」と新人君の元気な返事。
 「それは図書館の利用者用の返却ポストなんだから、ダメじゃ〜ん」と呆れる店長に、「ああ、そうなんスね〜」と新人君の軽い返事。

  ASAの現場では、こういうやりとりが繰り広げられることも少なくありません。少しづつ成長してきた新人君にとって、入社して初めての正月がすぐそこまでやって来ています。
  それでは、少々早いご挨拶にはなりますが、皆様、よいお年を。

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