しごと日記Q&A編

  バイクでの配達で注意していることを教えてください。
(2012年1月号掲載)

  この時期は、陽気のいい季節よりスピードを落とすのはもちろん、ブレーキのかけ方なども違ってきます。
  前日に降った雨などで路面が凍っている時の運転が一番難しく、いつもブレーキをかける場所でも、できるだけかけないで徐行運転をします。慣れていても、下り坂はすべってしまい、とても怖いです。
  雪が積もっている場合はバイクに積む新聞の量も減らさないと、重さですべって運転にならないので、一度にたくさん積めずに何往復もすることになり、いつもより大幅に時間がかかってしまいます。タイヤの空気を通常の8分目位にして走ると、路面と接する部分が増えるので、安全です。また、普段その地域をどれだけ走り慣れているかが重要になってきます。雪が積もって路面が見えなくても、感覚で「ここは危ない」などということがわかるようになるからです。
  季節は関係ありませんが、歩道を走っていた自転車が後方確認をせず急に車道に飛び出してきて接触しそうになることは度々あります。バイクも、路上駐車している車をよけようとする時などは、後方確認をしないと同じように危険な場面に遭遇することになります。
  「大丈夫だろう」ではなく、「かもしれない」という気持ちで運転することを徹底して指導しています。

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