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東急池上線長原駅から10分、大井町線荏原町駅からも10分。
公園西側の頭の上までネットで囲んだボール遊び場では、野球チームのユニフォームを着た女の子がお父さんとキャッチボールの練習をしていた。
「もっと腰を落として!」一人仲間がやってきて、バッティングの練習を始めた。バッターボックスに立つ。
でも球を打つ格好だけ。このボール遊び場ではバット使用禁止になっていた。
ピンクのサルスベリの花が美しい。三角屋根の子ども用複合遊具には5、6人の小学生が群がって遊んでいた。
他にはブランコ、ベンチ、藤棚なども。
東側の広場には大人用のアスレチック遊具が4種類もあった。アーチ型のパイプを両手でつかみ、
開脚の度合いを広めるフットストレッチは脚の内側の筋肉や股関節を鍛えるのに役立ちそうだ。
サークルの中に立って、パイプにつかまり、ゆっくりと左右にからだをひねり柔軟性を高めるツイストサークル。
両手で上のバーにつかまり、ボードで体を支えながら脇腹、背中全体の筋肉を伸ばすロッキングボードでは、
膝を伸ばした状態で脚を持ち上げると、運動の強度が増す。
背中に当たるボードが少し外側に湾曲しているので背筋が伸びて気持ちがいい。
平行棒のようなツインパラレルバーは両腕で体を支え、バーの前方に両足をかけて、両手・両足を使って移動。
腹筋が鍛えられる。トイレも立派で、身障者用もある。
同公園は2009年4月に開園。古い地図には児童公園と書かれているが、元は法務省の官舎と小さな児童公園があったところ。
官舎が取り壊された跡地を、近隣住民が公園にしてほしいと署名をして区に働きかけて実現した公園だ。
広さ2,246.43u(約680坪)で、以前の児童公園の10倍の広さになった。
子供向けの複合遊具と大人向けのアスレチック遊具がありファミリーで楽しめる場だ。
(2011年10月掲載) 地図
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