しごと日記Q&A編
春です。起きられなくて苦労しているスタッフはいませんか?
(2016年4月号掲載)
初めて親元を離れて一人暮らしを始めるという者も少なくありません。そんな新人スタッフが始めに苦労するのは睡眠時間の確保と早起きのようです。
新聞は、通常、朝夕刊ともに同じスタッフが配達します。前夜、夕刊の配達後に集金などをこなして帰宅、夕飯や入浴を済ませて就寝、深夜に起き出して朝刊の配達、帰宅して朝食やシャワーを済ませ、また就寝……という具合に朝刊の前後二回に分けて睡眠をとります。長年勤めていても早起きが苦手だという先輩スタッフもいて、日々さまざまな努力で睡魔と戦っています。たとえば、朝刊前には風呂に入らないという先輩がいます。べつに不精なわけではありません。朝刊前に風呂に入ると気持ち良くなって熟睡してしまうからです。やっぱり一番怖いのは、朝刊配達時の寝坊なのです。これは本当に怖いです。休みの日なのに、朝刊の配達で大寝坊をする夢を見てしまって夜中に飛び起きることがあるというスタッフもいるくらいです。
」 また、昨今は「モーニングコール」というサービスもあるようです。このサービスのお世話になった某スタッフによると、機械音声ではなく生の女性の声で起こしてもらえるらしく、たしかに彼の遅刻は減りました。それを聞いた店長が試してみましたが、明け方に女性の声で電話がかかってくるという状況は奥さんの誤解を招いたようです。事情は説明しましたが、「行ってらっしゃい」の声は聞こえませんでした……。
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