しごと日記Q&A編

  配達スタッフの人たちの一日の仕事の流れを紹介してください。
(2011年11月号掲載)

  数年前に一度紹介していますが、少しだけ時間が変わってきているので、一日の流れを簡単に紹介します。
  前日に用意してある折込チラシを届いた新聞に挟み、配達に出発するのが午前3時すぎ。ひとり当たり約400部の新聞を、皆様のお宅に届け終わるのがだいたい午前6時頃です。ほとんどの社員は朝刊の後いったん帰宅して仮眠をとりますが、新聞の留守止め、配達の不備、ご注文などの電話に対応するために2人が残り、引き続き電話当番をします。午前9時に店長、事務員が出勤し、電話当番の社員も引き継ぎをして帰宅し、仮眠をとります。
  朝刊後の仮眠を取った社員は、昼の12時〜1時(日によって違います)に出勤してきます。昼間のうちにお客様への集金やあいさつ回りをしながら途中で各自昼食をとり、午後2時半には店に戻ります。午後3時に出発し、5時頃に夕刊の配達を終えます。5時に事務員が帰ったあとは、朝刊の時と同様に2人が電話当番として残り、それ以外の社員は昼間と同様に集金やあいさつ回りなどに出ます。業務終了時刻は夜8時。翌日の配達準備や、その日の仕事の整理をして帰宅します。
  ただし、留守が多いお宅や時間の指定をいただいた場合などは、朝刊の後の仮眠時間帯や終業後の夜8時以降にも集金などに伺います。最近は、夜遅く帰宅されるお客様が多くなり、終業時刻から深夜にかけての訪問が増えています。1軒の集金に10回以上訪問することもあります。
  このように、新聞販売店の仕事は時間が不規則ですが、ほぼ毎日この繰り返しなので、自然と体のリズムが出来てくるものです。

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