しごと日記
新聞店の仕事 (2007年7月号掲載)
ASA東調布は、中原街道沿いで、田園調布警察署の向かいにあります。
営業時間は、午前2時半〜午後8時。
朝刊のない休刊日は、年に10回(1月2日のみ朝刊・夕刊ともになし)あります。
配達を担当している地域は、田園調布本町、南雪谷3〜5丁目、北嶺町。
取り扱い銘柄は、朝日新聞、東京新聞、朝日小学生新聞、日刊スポーツ、英字新聞、その他各社発行専門紙、
週刊・月刊書籍などなど……。書ききれないほどあります。
従業員は10人。配達業務社員8人、事務1人、折込広告整理パート1人を店長がまとめています。
7人で約2,400部(1人あたり約350部弱)の新聞を配達。
他の1人は、すべての地域を配達できる交代要員です。
配達業務社員の平均年齢は25歳。“若さ”が売りです。何名か平均を吊り上げている社員がいますが……。
「信頼されること」を第一に考えて、地域担当者は正社員が担当しています。
ASAの一日 (2007年8月号掲載)
新聞販売店の一日は、朝刊の配達から始まります。
「朝刊」と聞いて、皆様は小鳥のさえずるさわやかな朝を想像されるかもしれません。
でも、実際は、草木も眠る丑三つ時、夜中の3時すぎに印刷工場から当日の新聞が配送されてくるところから始まります。
前日に用意してある折込広告を届いた新聞に挟み、配達に出発するのが午前3時半。
一人あたり約350部の新聞を皆様のお宅に届け終わるのが大体6時頃です。
ほとんどの配達社員は、朝刊の後、いったん帰宅して仮眠をとります。
ただし、新聞の留守止め、配達の不備、ご注文などの電話に対応するために1人の配達社員が残り、
引き続き電話当番をします。9時に店長・事務員が出勤し、電話当番の社員も引継ぎをして、いったん仮眠をとります。
朝刊後、仮眠をとった社員は、昼の12時に出勤してきます。
昼間のうちに読者のお宅へ集金やあいさつ回りをしながら各自食事をとり、3時になると、
今度は夕刊が配送されてきます。準備をして3時すぎに出発。およそ5時頃に夕刊の配達を終えます。
夕刊後、5時に事務員が帰り、朝刊の時と同様に1人の配達社員が電話当番として残ります。
それ以外の者は、昼間と同様に集金やあいさつ回りなどに出ます。
終業時刻は夜8時です。翌日の配達準備や、その日の仕事の整理をして帰宅します。
ただし、留守がちなお宅や時間のご指定をいただいた場合には、朝刊後の時間や終業後にも集金等で伺います。
最近は、夜遅く帰宅されるお客様が多くなり、終業時から深夜にかけての訪問が増えています。
1件の集金に10回以上訪問することもあります。
このように、新聞販売店の仕事は、時間が不規則ですが、間に休憩もとるので、実働は7時間程度です。
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