しごと日記Ｑ＆Ａ編

　　ASAスタッフのお気に入りの紅葉スポットはありますか？

　　11月7日は立冬、もうすぐ冬の訪れです。秋の終わりのこの時期は、暦の二十四節気では『霜降（そうこう）』、さらに細かい七十二候では『楓蔦黄（もみじつたきばむ）』とされています。

　『楓蔦黄』。紅葉の美しい季節です。東京都内の市街地では、「都の木」イチョウの並木をよく見かけます。イチョウは幹や葉に水分を多く含んでいるため木全体が燃えにくく、防火の点から街路樹として植えられることが多いそうです。イチョウもこれから見ごろを迎えます。

　数人のスタッフにお気に入りの紅葉スポットを聞こうと声をかけてみましたが、すぐには思い浮かばない様子。
　 「朝刊の配達時間帯は真っ暗だし、夕刊の配達中も紅葉を見る余裕はないなあ」と新人君。

　隣にいた先輩に聞いてみると、「これからの時期は新聞の配達中は路面に気を配らないと、夜露に濡れた落ち葉や枯草にタイヤがスリップするし、新人君は紅葉を見ながら配達する余裕はないでしょうね。慣れてくると、紅葉を目で楽しむ余裕はなくても、歩道でつぶれた銀杏の匂いや金木犀の花の香りはバイクに乗っていても気づきますよ」とのこと。

　まもなく冬がやってきます。屋内にこもって寒さをやり過ごす日も増えてきます。今のうちに紅葉の季節を楽しんでみるのはいかがでしょう。

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